はちの定期テスト・高校受験ナビ

塾講師のアルバイトをしていた筆者が中学校の定期テストから高校受験まで役立つ国語・英語・社会の知識をまとめていきます。

新中3生必見!!高校受験の流れってどんな感じ?③

こんにちは。はちです。

今回は中3生必見!!高校受験の流れってどんな感じ?③として高校受験をする際によく聞く「偏差値」、「内申点」といった語句を詳しく解説していこうと思います。

(①、②はこちら↓)

 

jyuken-nlog.hatenablog.com

jyuken-nlog.hatenablog.com

 

 

この記事で詳しく知ることでこれから始まる高校受験を有利に進めていきましょう!

 

偏差値とは?

まずは「偏差値」です。

受験勉強をする際にみなさんが一番耳にする言葉だと思います。

そして、

 

前回の模試より点数は上がったのに偏差値は下がった、、、なんで?

偏差値が全然上がらない、どうすればいいの、、、?

 

などと一度は思うと思います。

そう思う前に!偏差値の仕組みを知っておきましょう!

 

 

偏差値とは、

 

平均を50としたときにそこからどれだけ離れているか

 

を表しているものだと考えると早いです。

 

平均点60点のテストで60点を取った人の偏差値は必ず50となります。そして80点を取った人は約6020点を取った人は約30となります。

平均点30点のテストで30点を取った人の偏差値は必ず50となります。そして80点を取った人は約7520点を取った人は約45となります。

模試などで前回に比べて点数が低くても、偏差値は上がっているという状況が起こるのはこれが理由です。

 

この偏差値の正しい求め方は標準偏差という全員の点数のばらつきを調べる必要があるのですがそれは不可能に近いことなので今回は簡単に求めることのできる式をご紹介します。

 

50+(自分の点数-平均点)÷2=おおよその偏差値

 

偏差値のメリットはテストの平均点が何点であったとしても自分の立ち位置を正確に知ることができる点です。

模試を受けた際はこの公式を参考に偏差値を求めてみてください(^-^

 

 

内申点とは?

2つ目は「内申点」です。

この言葉もよく聞くと思います。

高校受験は内申点がすごく大事だぞ!と学校の先生、塾の先生に言われたことのある人がほとんどだと思います。

 

当時塾に通っていなかった私は学校の先生に言われました。そして何を思ったかすべて無視してしまいました(笑)

奇跡的に定期テストは負けず嫌いの精神により上位を死守していたので主要教科(国数英理社)は何とかなったのですがそれ以外の副教科(特に体育)は、、、、といった感じでした。

そしてその後、同じ高校を受けるライバルより内申点が低い!どうしよう!と思い始めます。今考えてみると完全に自業自得ですね(笑)

言いたいことは、それくらい重要だってことです←

 

 

ここからは内申点の詳細に入りましょう。今回は埼玉県を例にします。

 

内申点とは

学期ごとに国語・数学・英語・理科・社会の主要5教科に加えて保健体育・音楽・美術・技術家庭の4教科にそれぞれ1~5までの5段階、合計45点満点でつけられる評価のことです。そして学年末に出る数字がその年の内申点となります。

 

そして1~3年の合計135点に加えて部活動での県大会出場や漢検・英検などの資格を取ることで加点されます。

 

そんなことなら知ってるしもういいや~と思っている方、、

ここで注意点があります。

入試では3年の内申点を2~3倍することがあるんです!

これがどう入試に影響するのかを考えてみましょう。

 

ある中学校にAさんとBさんがいます。2人はどちらも同じくらいの成績でしたが中3で一生懸命勉強をしたAさんは3年の内申点を大きく上げることができました。その一方でBさんはなかなか受験勉強に身が入らず今までと同じような内申点で満足していました。

その結果、、、

 

Aさん→1年31+2年32+3年38

Bさん→1年33+2年32+3年33

 

これを1:1:2、1:1:3で計算してみると

 

1:1:2の場合→Aさん139点、Bさん131点

1:1:3の場合→Aさん177点、Bさん164点

 

同じような成績でも3年の内申点だけでここまで変わるんです。1点の差で合否が変わってしまう受験でここまで差が開くと学力は同じでも志望校を変えざるを得ません。

(高校によっては1:2:3で計算する場合もあるので注意する必要があります。)

 

これを見て焦ったあなた、過去は変えられませんが未来は変えられます。これから先の定期テストには本気で取り組んで内申点稼ぎをしちゃいましょう!(もちろん中1、中2生も)そのほうが絶対にお得です(^-^

 

まとめ

今回は、偏差値・内申点の説明を行いました。いかがでしたか?

この言葉を知って焦らず受験勉強を進めていきましょう!

 

次回はからは国語の勉強法について解説します。

ではまた(^^♪

中3生必見!!高校受験の流れってどんな感じ?②

こんにちは。はちです。

 

今回は中3生必見!!高校受験の流れってどんな感じ?②として実際に受験勉強を始めるにあたっての各教科の優先順位をお伝えしていきます!

(①受験勉強のはじめ時についてはこちらから↓)

jyuken-nlog.hatenablog.com

 

結局何から始めればいいの?

これがみなさんの一番気になる疑問だと思います。

 

結論としては

 

やる気が出るものから始めてください。

欲を言うなら国語・数学・英語のどれかから。

 

これに尽きると思います。

国・数・英を先に勉強したほうが良い理由は主に2つです。

 

①成績が伸びるまでに時間がかかる

一番の理由はこれです。

国・数・英は理科・社会に比べて圧倒的に成績を伸ばすのに時間が必要です。

 

この3教科に共通して言えることは中1からの知識の積み立てが必要だということです。

 

 

国語なら中1で扱う短い文章が読めなければその何倍もの量がある入試問題は読めません。

数学なら中1で学習する数と式の知識がなければ中2の連立方程式は解けません。

英語ならbe動詞や一般動詞、さらには単語がわからなければ長文読解はできません。

 

 

完璧に解けないとは言いませんがかなり効率が悪くなります。

この積み立てを行う作業を飛ばしてしまうと最初はうまくいっていても実際に問題を解き始める秋~冬頃に絶対に後悔します

それに気づいて一からやり直すことができればギリギリセーフですが、受験が近づいている秋冬に中1の勉強に戻れる人はほとんどいません怖いからです

そしてそれをそのままにしておくと本番で後悔することになります。経験したことがあるかもしれませんが自分がわからない状態で最後まで放置していたものに限って本番で出てきます。テストってなぜかそういう風になってるんですよね(-_-;)

 

 

私が塾講師をしていた頃もそのような生徒さんを見てきました。

 

 

だからみなさんはそうならないように必ず積み立てを行いましょう!!

中3の夏休みまでは今までの復習を行う期間です。もっと言ってしまえは復習は夏休みまでに終わらせましょう!ということです。頑張りましょう(^-^

 

②一般的な私立入試の科目にあたる

2つ目の理由としては一般的な私立高校の入試科目が国・数・英だからです。

 

前回の記事(→新中3生必見!!高校受験の流れってどんな感じ?① - はちの定期テスト・高校受験ナビ (hatenablog.com))でもお伝えしたように私立高校は公立高校よりも1か月ほど早く始まります

 

入試が1か月早く始まるということはその分対策できる時間も短くなってしまうので少しでも早く始めましょう!受験生の1か月ってものすごく大きいです。

 

私立高校でも公立高校でも必須の科目なら早めに対策をしておくべきだと思いませんか?

 

理科・社会はいつから?

ここまでは国・数・英の必要性をお伝えしてきましたが理・社はどうでしょうか。

 

理科・社会は簡単に言ってしまえば特定の単元を極めればその範囲は満点を取ることができるお得な教科です。

社会であれば歴史がさっぱりわからなくても地理と公民が得意ならそこで点数を稼ぐことができます。理科も同様です。

ということは比較的短期間で成績を伸ばすことができる教科なんです。

 

したがって私が塾講師をしていた頃は1、2学期は教科書や参考書の3~5ページ分を毎日少しずつ復習し、私立入試が終わってから公立入試までの期間に得意な分野の知識はとにかく詰め込み、苦手な分野は基本的なところだけをサラッと復習することをおすすめしていました。

 

国・数・英との割合的には

夏休みまで→  4:1(国数英:理社)

私立入試まで→ 2:2

私立入試後→  1:4

あくまでも目安ですが私はこのくらいを基準にして勉強していました。

 

1、2学期で国・数・英の土台をしっかり作っておけば私立入試後は過去問を解くだけで理・社に多くの時間を費やしても大丈夫です。

 

また、今までに書いたように理想は国・数・英から始めることですが、理・社のほうが勉強していてモチベーションが上がるならそこから始めることもOKです。

でもモチベーションが上がったら必ず国・数・英にも取り組んでください!!

 

まとめ

今回は受験勉強を始めるにあたって優先的に勉強したほうが良い教科についてお伝えしました。

悔いのない受験勉強ができるよう参考にしてみてください(^▽^)/

 

次回は高校受験でよく聞く「偏差値」や「内申点」などの単語について説明していこうと思います。

それではまた次回(^^♪

新中3生必見!!高校受験の流れってどんな感じ?①

こんにちは。はちです。

今回は新中3生必見の内容です。

 

中3生が受験を終え卒業式に向けて様々な準備をしている頃ですね。

中2のみなさん、受験勉強を始めていますか?

 

まだ1年もあるし4月から勉強すれは全然大丈夫でしょ?

そう思った方、危ないです!

みなさんが4月から勉強を始めた場合、残り時間は9~10か月ほどです、、、

 

 

なぜなら、高校受験は1月から始まるからです!!

 

 

また、本番のテストの点数と通知表に記載される内申点を使って合否判定を行う地域では、多くの高校が3年の内申点を重視します。私立高校に至っては9月~12月頃の模試の成績を必要とする場合もあります。そのため、早い時期からの対策が必要です。

 

つまり、、、

受験勉強はもう始めていないといけないんです!

これを見た方は少しでも早く受験勉強を始めましょう!

 

 

でも受験勉強を始めるといっても何から始めればいいのかわからない方が多いと思います。

そこで今回は受験勉強を始めるにあたっての流れを3つの記事にわたって解説していきます。

第1弾は受験本番までの流れです。

 

 

入試本番までの流れ

本番までの流れを本当に大まかに書くと、、、、

受験勉強開始(なるべく早く)

    ↓

定期テスト内申点稼ぎ、模試で自分の位置を把握

(1学期~2学期通して)

    ↓

志望校確定(12月頃)

    ↓

私立入試(1月下旬~)

    ↓

公立入試(2月下旬~)

      

だいたいですがこのような流れです(-_-;)

 

 

ポイントとしては

まず、受験勉強はすぐに始めましょう!

(中1、中2の方がこの記事を見ていても同じです。早く始めれば始めた分だけお得です。気になる高校について調べるだけでもいいので中1、中2の時期からぜひ高校に関心を持ってほしいです。)

1学期~2学期の間は今までの復習など受験勉強を進めながらも定期テスト期間はその勉強にも時間を割きましょう定期テストの勉強を行えば知識が増える上に内申点アップも狙えます。こんなに良いことはないです。

 

そして受験勉強の力試しを行う場が模擬試験、いわゆる模試です。ここで出る偏差値で全体の中で自分がどのくらいの位置にいるのかを把握することができます。偏差値50なら全体の中のちょうど真ん中あたりの成績だということです。(偏差値についてはまた今度、、、)

そして12月頃には今までの模試の成績等を参考に私立・公立の両方の志望校を確定します。

志望校が決まったら本番まで過去問演習や理社など暗記科目で追い込みをしていきます。

そして1月下旬頃の私立入試、2月下旬頃の公立入試本番に臨みます。

 

以上になります。

今回は筆者の住んでいる地域の入試を参考にしました。各都道府県によって多少違うので詳しく知りたい!という方は下のリンクから都道府県別の受験ガイドをぜひ購入してみて下さい<(_ _)>

 

 

まとめ

今回は高校入試本番までの大まかな流れを解説しました。

何度も言うように受験勉強は早く始めた者勝ちです。

いざ受験が近づいてきた秋頃に「あの時もっと勉強していれば、、、」と後悔するはめにならないよう早め早めの対策を行っていきましょう!

 

次回は受験勉強を始める際に優先的に取り組むべき教科、そうではない教科について解説します(^^♪

 

 

 

 

 

はじめに

初めまして!現役大学生のはちと申します。

私は塾講師として中学生に国語・社会・英語の指導を行っていました。

また、高校時代は塾・予備校なしで1年間で偏差値を約20上げ難関大学に合格しています。

このサイトでは、そんな私が中学生のころに知りたかった!と思った知識、勉強のコツなどをご紹介していきます。

 

 

国語なら…

・助詞、助動詞ってどうやって区別するの?

・物語文が苦手、、

 

社会なら…

・時差の計算ができない!!

・明治時代の歴史が複雑すぎてわからない、、、

 

英語なら…

・be動詞と一般動詞って何が違うの?

・仮定法ってどういうこと?

 

そのほかにも

 

・テスト勉強しないといけないのはわかってるけど教科書は文字ばっかりでよくわからない、、、

・中3で受験まで1年切ってるけど何から始めればいいんだろう、、、

・成績が全然伸びない!

 

などとみなさん一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

私も苦手な単元や各教科の勉強法についてかなり試行錯誤しました、、、

 

 

そんな方のために塾講師や自身の高校受験・大学受験の経験から導いた国語・社会・英語の各単元のポイントや最短で成績アップに繋がる勉強法をお伝えしていきます。

また、筆者は埼玉県の高校受験を経験しているので埼玉県の中学校に通っている!埼玉県内の高校を受験したい!という中学生と保護者の方は特に必見です!

 

わかりやすくまとめていきますので定期テスト、高校受験を控えた中学生はもちろん、学びなおしたい!という大人の方も是非ご覧ください。

 

それでは私と一緒に楽しく学んでいきましょう♪