はちの定期テスト・高校受験ナビ

塾講師のアルバイトをしていた筆者が中学校の定期テストから高校受験まで役立つ国語・英語・社会の知識をまとめていきます。

中3生必見!!高校受験の流れってどんな感じ?②

こんにちは。はちです。

 

今回は中3生必見!!高校受験の流れってどんな感じ?②として実際に受験勉強を始めるにあたっての各教科の優先順位をお伝えしていきます!

(①受験勉強のはじめ時についてはこちらから↓)

jyuken-nlog.hatenablog.com

 

結局何から始めればいいの?

これがみなさんの一番気になる疑問だと思います。

 

結論としては

 

やる気が出るものから始めてください。

欲を言うなら国語・数学・英語のどれかから。

 

これに尽きると思います。

国・数・英を先に勉強したほうが良い理由は主に2つです。

 

①成績が伸びるまでに時間がかかる

一番の理由はこれです。

国・数・英は理科・社会に比べて圧倒的に成績を伸ばすのに時間が必要です。

 

この3教科に共通して言えることは中1からの知識の積み立てが必要だということです。

 

 

国語なら中1で扱う短い文章が読めなければその何倍もの量がある入試問題は読めません。

数学なら中1で学習する数と式の知識がなければ中2の連立方程式は解けません。

英語ならbe動詞や一般動詞、さらには単語がわからなければ長文読解はできません。

 

 

完璧に解けないとは言いませんがかなり効率が悪くなります。

この積み立てを行う作業を飛ばしてしまうと最初はうまくいっていても実際に問題を解き始める秋~冬頃に絶対に後悔します

それに気づいて一からやり直すことができればギリギリセーフですが、受験が近づいている秋冬に中1の勉強に戻れる人はほとんどいません怖いからです

そしてそれをそのままにしておくと本番で後悔することになります。経験したことがあるかもしれませんが自分がわからない状態で最後まで放置していたものに限って本番で出てきます。テストってなぜかそういう風になってるんですよね(-_-;)

 

 

私が塾講師をしていた頃もそのような生徒さんを見てきました。

 

 

だからみなさんはそうならないように必ず積み立てを行いましょう!!

中3の夏休みまでは今までの復習を行う期間です。もっと言ってしまえは復習は夏休みまでに終わらせましょう!ということです。頑張りましょう(^-^

 

②一般的な私立入試の科目にあたる

2つ目の理由としては一般的な私立高校の入試科目が国・数・英だからです。

 

前回の記事(→新中3生必見!!高校受験の流れってどんな感じ?① - はちの定期テスト・高校受験ナビ (hatenablog.com))でもお伝えしたように私立高校は公立高校よりも1か月ほど早く始まります

 

入試が1か月早く始まるということはその分対策できる時間も短くなってしまうので少しでも早く始めましょう!受験生の1か月ってものすごく大きいです。

 

私立高校でも公立高校でも必須の科目なら早めに対策をしておくべきだと思いませんか?

 

理科・社会はいつから?

ここまでは国・数・英の必要性をお伝えしてきましたが理・社はどうでしょうか。

 

理科・社会は簡単に言ってしまえば特定の単元を極めればその範囲は満点を取ることができるお得な教科です。

社会であれば歴史がさっぱりわからなくても地理と公民が得意ならそこで点数を稼ぐことができます。理科も同様です。

ということは比較的短期間で成績を伸ばすことができる教科なんです。

 

したがって私が塾講師をしていた頃は1、2学期は教科書や参考書の3~5ページ分を毎日少しずつ復習し、私立入試が終わってから公立入試までの期間に得意な分野の知識はとにかく詰め込み、苦手な分野は基本的なところだけをサラッと復習することをおすすめしていました。

 

国・数・英との割合的には

夏休みまで→  4:1(国数英:理社)

私立入試まで→ 2:2

私立入試後→  1:4

あくまでも目安ですが私はこのくらいを基準にして勉強していました。

 

1、2学期で国・数・英の土台をしっかり作っておけば私立入試後は過去問を解くだけで理・社に多くの時間を費やしても大丈夫です。

 

また、今までに書いたように理想は国・数・英から始めることですが、理・社のほうが勉強していてモチベーションが上がるならそこから始めることもOKです。

でもモチベーションが上がったら必ず国・数・英にも取り組んでください!!

 

まとめ

今回は受験勉強を始めるにあたって優先的に勉強したほうが良い教科についてお伝えしました。

悔いのない受験勉強ができるよう参考にしてみてください(^▽^)/

 

次回は高校受験でよく聞く「偏差値」や「内申点」などの単語について説明していこうと思います。

それではまた次回(^^♪